私がはじめてカウンセリングを受けた時の話

私が初めてカウンセリングを受けたのは、はるか昔のこと。。25年以上前になります。

受けた期間は3か月くらいだったでしょうか。家から割と近くにあったカウンセリングルームに、週に一度通っていた記憶があります。

カウンセラーさんは臨床心理士で、優しそうな女性の方でした。

初回のカウンセリングでは、私は緊張しすぎて言葉が出てこず、20~30分くらい無言の時間が続きました。

カウンセラーさんは私の正面に座っていて、とくに言葉かけや質問もなく、黙ってこちらが話し出すのを待っていました。

その状況にさらに圧迫感を感じて、私はますます話せなくなってしまいました。

カウンセリング料金は、50分5,000円くらいだったかな?はっきりとは覚えていませんが、このままではお金がもったいない!と思い、やっとの思いで少しずつ話をしはじめた記憶があります。

その後のカウンセリングでも、家族の問題や幼少期のことなどを話したような気がしますが、3か月くらい経ったところでカウンセラーさんから「そろそろ終了してもいいのでは」と切り出されて終了となりました。(うろ覚えですが)

結果としては、そのとき私が抱えていた生きづらさは変わらず、問題は何も解決しませんでした。

私はその頃、大学で心理学を学んでいたのですが、「カウンセリングってこんなものなんだ」と思ったのでした。

軽い失望のようなものも感じたし、「やっぱりこんなものか、思っていた通りだった」という感覚もあったかもしれません。

最初のカウンセリングから数年後に、別のカウンセラーさんのカウンセリングを電話で数回受けたことがありますが、話を聴いてもらってその時はスッキリしたものの、やはり何も変わりませんでした。

「カウンセリングを受けてもどうせ変わらない」と思っている方は多くいると思いますし、その気持ちもよく分かります。

大学で心理学を学び、実際にクライアントとしてカウンセリングを受けた私が、そう感じたのですから。

そして、私のところには「以前カウンセリングを受けたことがあるけれど、何も変わらなかった」というクライアントさんもたくさんいらっしゃいます。

もちろん、カウンセリングで話を聴いてもらうことで楽になったり、スッキリすることはあると思います。でも、それは対症療法にしか過ぎません。

なぜ一般的な傾聴中心のカウンセリングが対症療法にしかならないかというと、顕在意識(表層心理)を中心に扱っているからです。

クライアントさんの話をじっくり聴くことはカウンセリングの基本であり、とても大事なことですが、それだけではやはり限界があります。

私のカウンセリングでは、潜在意識(深層心理)の領域を中心に扱っていきます。潜在意識が変わらなければ、問題の根本解決はできません。

別の言い方をすると、潜在意識が変われば問題は根本から解決してしまうのです。

カウンセリングはどこに行っても同じ、ではありません。

誰のカウンセリングを受けるかによって、結果は大きく変わります。もちろん、相性も大事です。

だからこそカウンセラー選びは慎重にしてほしいですし、何か違うと思ったら、思い切ってカウンセラーを変えてみることも大事です。

クレッセントでは、問題を根本から解決したい方のためのカウンセリングを提供しています。

もちろん、悩みを話してスッキリしたい、ただ話を聴いて受け止めてほしい、という方も大歓迎です。

気になる方は、是非一度セッションを受けてみてくださいね♪

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